異様な空気の週末が終わり、選挙も終わり、北海道道場も盛り上がり、そして陽はまた昇るので、今週も始まりましたね。
選挙後は案の定思考停止の「改憲勢力」なる定義も中身もわけわからん単語が踊り、首相は「できるだけ早く改憲発議」の改憲するする詐欺が始まりました。
政治・法律学者を名乗る人たちまで無批判に「改憲勢力3分の2」とか発信したりしててリテラシーを疑います。
なによりこうした思考停止と、「弔い」バトルに象徴的な「情」による押し込みに「理」で釘を指しておきたいと思います。
選挙の結果を受け、早速漏れ聞こえる憲法改正のメインはいわゆる「自衛隊明記」改憲であり、まさに安倍元総理の提案です。
安倍晋三氏は亡くなったわけですが、法律家の私としては、粛々とズケズケと安倍氏が残した「負の遺産」である「自衛隊明記」提案をありとあらゆる角度から批判的・論理的に検証させていただきます!
っていうかどこをどうとっても、右からも左からもダメダメなんですよ安倍提案は。
安倍元総理の悲願!&弔い改憲vs安倍改憲はNO!という空気がまた充実した憲法論議を阻もうとしているので、この有害な空気を先手をとって取っ払っとかないとね。
ということで、今週水曜の #クソすば は、「安倍改憲の”蜃気楼”~日本的憲法改正のゆくえ」として、安倍さんの負の遺産を徹底検証し、退場いただきます。